CATVを観よう!

作成2005年12月29日
更新2007年08月21日


【目次】
1.配線方法と器具
2.CATV配線器具・装置
3.デジタル対応アンテナ
4.デジタル放送を見よう!
5.SHARP製液晶TVで地デジを受信
 

 

注:このページにはCATVを用いたテレビの受信方法で、CATV信号を分配したり、
  CATV信号とBS-IFを混合するなどの情報が書いてありますが、CATV事業者によっては
  分配の禁止やBS信号の混合禁止など制限がある場合があります。
  配線の変更の前にCATV事業者に確認するか、指定工事店に工事をお願いしましょう。


 
1.配線方法と器具

 現在個人視聴で新たにCATVを配線する場合、、、
        アンテナ配線
CATV配線前はこうなっていますが、、、
 
CABLE乗り換え CABLE単独
[1]現状のアンテナ配線を活用する。 [2]ホームターミナルを付けるテレビにのみケーブルを引く。
 
になるかと思います。
[2]は現状維持なので楽ですが、他の部屋ではCATVを視聴できません。
  また、現在使用しているアンテナを保持する必要があり、ケーブルテレビ受信費用とアンテナの維持費が掛かってしまいます。
  さらに、ケーブルテレビの視聴する部屋を変更したり、STBを追加した場合に新たに工事が必要になってしまいます。
[1]は現状のアンテナの代わりにCATVを入力することで、各部屋にCATV信号を行き渡らせることが出来ます。
  こちらの方が、部屋を移動したり、STBを増設した場合でもすぐに各部屋でCATVの視聴が可能になります。
 

cable(左より[S-4C-FB][5C-FV][5C-2V][3C-2V])
配線の変更の際には、使用している同軸ケーブルも確認しましょう。
万が一、現在使用している同軸ケーブルが[5C-2V]以下の場合は、迷うことなく[S-5C-FB]のケーブルに更新しましょう。
同軸ケーブルには上記のように幾つか種類があり[3C-2V]や[5C-2V]はCATVでは推奨されていません。
古い住宅の場合は推奨されていないケーブルが使用されていることもあります。
とりあえず映ればいい時はそのままでも良いと思いますが、高画質で観るときは、
劣化の少ない[S-5C-FB]を使用しましょう。

分配器等はダイカストボディの高級分配器を使用します。
ここも、ケチって安物を使うと失敗します。迷うことなくダイカストボディを選びましょう。
MASPRO 6SPFD
こういう形状のもので、ケーブルの接続がF型コネクタのものです。

YAGIpanasonic
このような樹脂ケースの混合・分配器はノイズが混入する場合もあり推奨されません。
映ればいいと言う人はこれでも良いですが、、、


2.CATV配線器具・装置


 山田村では、屋外CATV配線は光ファイバーを用いています。
そのため、普通の配線とは異なっています。参考までにどうぞ。
 

光端末 SYNCLAYER AOR-200
SYNCLAYER AOR-200  前述の通り、山田村では光ファイバによりCATVが配信されています。その光信号を同軸ケーブルに変換する装置です。SYNCLAYER社のAOR-200と言う機器です。
電柱から来た光ファイバーを接続しTV信号を取り出しています。アップリンクは別回線で来ていますのでこの装置は受信のみです。
 
型名AOR-200
周波数帯域(MHz)70〜770
伝送信号VSB-AM TV信号50波+データ信号
光波長(nm)1310/1550±10
受光素子PINフォトダイオード
標準受光レベル(dBm)-5
受光レベル範囲(dBm)-7〜-3
出力レベル(dBμ)85
レベル調整範囲(dB)-8以上
CNR(dB)47以上
CSO(dB)-58以上
CTB(dB)-60以上
出力インピーダンス(Ω)75
光コネクターSC/APC
光ファイバーシングルモード
電源電圧(V)AC90〜110
消費電力(W)3.5以下
寸法(nm)113.5W×245H×39.5D
質量(kg)1.0以下
CATVブースタ DX ANTENNA HW-803
DX ANTENNA HW-803 上記光端末より出力された信号を増幅するためのものです。
DXアンテナのHW-803という機種です。
CATV帯域も増幅可能な機種です。VHF/UHFブースタではCATV帯域(108-170MHz,222-470MHz)が増幅できない機種もあるので注意が必要です。
普通のCATV配線(同軸による配信)でも、分配する場合は取り付けられている場合があります。
 
品名770MHz帯双方向ブースタ
型名HW-803
周波数帯域(MHz)10〜5570〜770
インピーダンス(Ω)入力75(F形)
出力75(F形)
利得(dB)0〜-525〜30
定格出力(dBμV)-95
適正入力(dBμV)-65
雑音指数(dB以下)-10
CTB(dB以下)--60
VSWR(以下)2.5
電源AC100[V]4.5[W]
寸法Amp.119×159×53
PS.110×73×35
質量(kg)0.7
混合器 NIPPON ANTENNA M-SUV
NIPPON ANTENNA M-SUV  
上記ブースタからのCATV信号と自宅のBSアンテナからの信号を混合しています。
 
我が家では、BS放送はTV,VTRに付いているBSチューナーで受信しています。そのため、CATV加入時に地上波アンテナは撤去しましたが、BSアンテナは残してCATV信号と混合しました。
これにより、TV,VTRのBSチューナで高画質・高音質な放送が楽しめます。また、BSデジタルチューナーを購入した際にもすぐに楽しめます。
 
CATVではBS-IFは配信されません。そのため、CATVのみでBSを受信するにはSTBが必要で、アナログSTBの場合はBS本来の高画質・高音質を楽しむことが出来ません。デジタルSTBの場合は、BS本来の高画質・高音質を楽しめますが、TV,VTRのBSチューナーは使用できません。今からCATVに加入する方はBSアンテナは残すことをおすすめします。
 
種別BS(CS)/VHF・UHF混合器
型名M-SUV
通過帯域損失(dB以下)FM・VHF1.0
UHF1.5
BS-IF2.0
CS-IF2.5
阻止帯域減衰量(dB以上)FM・VHF30
UHF35
BS-IF25
CS-IF25
VSWR(以下)FM・VHF1.8
UHF1.8
BS-IF2.0
CS-IF2.5
寸法(mm)72.6H×80W×47D
分配器 MASPRO 6SPFD
MASPRO 6SPFD  
上記混合器からの出力を各部屋に分配するのに使用します。
 
我が家では、BS内蔵TVが2台、BS内蔵ビデオが2台あるので、どの部屋でもBSアンテナへ15[V]が送れるように「全端子電流通過型」を選んでいます。自宅のBSアンテナを使用するには、BSアンテナへ15[V]を送る必要があります。15[V]がBSアンテナに供給されないと、BSを受信できません。「全端子電流通過型」は文字通りどの端子からも15[V]が送れるようになっています。また、同時に複数の端子から15[V]が供給された場合にも問題がないように回路が出来ています。複数のBS機器を使用している際は「全端子電流通過型」を用いるようにしましょう。
 
ちなみに、写真では1端子あいていますが、現在は使用しています。空き端子にはダミー抵抗を入れる必要があります。
 
種別6分配器
型名6SPFD
分配損失(dB)10〜76[MHz]9.7
76〜222[MHz]9.3
222〜770[MHz]9.9
770〜1336[MHz]11.4
1336〜1770[MHz]12.7
1770〜2150[MHz]14.2
端子間阻止量(dB以上)10〜76[MHz]12
76〜222[MHz]20
222〜770[MHz]18
770〜2150[MHz]15
VSWR(以下)10〜76[MHz]2
76〜770[MHz]1.8
770〜2150[MHz]2
寸法(mm)53H×118W×21D

3.BSデジタル・110度CSデジタル対応アンテナ


 我が家にもデジタル放送対応アンテナを導入しました。
導入のきっかけは、BSアンテナの故障でした。ある日、突然BSアナログ放送が全く受信できなくなったのです!
1990年頃に設置したBSアンテナ(Panasonic製)、おそらく15年も経過し自然故障したのでしょう。
急遽新たにアンテナを購入し、設置しました。
 
MASPRO BS Antenna BSC45R Panasonic BS Antenna TA-BS4045
Maspro BSC45RPanasonic TA-BS4045
 
新たに設置したのは、Maspro製のBSC45Rという110度CSデジタル対応です。量販店で6000円ほどでした。
 
 現在BSアナログを見ている方は、デジタルチューナーの購入でBSデジタル放送は受信できると思います。
しかし、110度CSデジタルはそのままでは受信できないこともあります。
110度CSデジタルは、混合・分配器は少なくても2150MHz対応品を使用する必要があります。
 
Panasonic TY-MBSUVP DX-ANTENNA MCM-201 NIPPON ANTENNA M-SUV
NIPPON ANTENNA M-SUV
Panasonic TY-MBSUVP DX-ANTENNA MCM-201 NIPPON ANTENNA M-SUV
BSアナログ:○
BSデジタル:○
CSデジタル(CS1):×
CSデジタル(CS2):×
BSアナログ:○
BSデジタル:○
CSデジタル(CS1):○
CSデジタル(CS2):×
BSアナログ:○
BSデジタル:○
CSデジタル(CS1):○
CSデジタル(CS2):○
 
 上記のように、BS-VU混合器にはいくつかの種類があります。
BSデジタル・110度CSデジタル放送を満喫したい方は、右のような2150MHz対応の混合器を使用しないと映りません。
真ん中の混合器にも[CS-IF]と書いてありますが、対応周波数が1895MHzまでです。これでは、全チャンネルを見ることは出来ません。
もちろん、左のように[BS-IF]としか書いてない混合器では110度CSデジタル放送を受信することは出来ません。
 
アンテナ線の接続は、F型コネクタを使用するタイプの混合・分配器を使用しましょう。
ホームセンターなどで売っている安い混合・分配器はネジ止めタイプのものもあります。ネジ止めタイプはノイズにも弱く、デジタル放送には全く向いていません。
多少高くても、F型接続の混合・分配器を利用しましょう。
また、必ずシールドされている混合・分配器を選択しましょう。右のタイプのように、樹脂ケースでも、内部はシールドされているタイプなら問題ありません。


4.地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送を見よう!


 上記のアンテナの設置したので、チューナーも購入しました。
 
Panasonic TH-MHD500 TH-MHD500 リモコン
 
Panasonic TU-MHD500というチューナーです。
富山県内のCATV局は地上デジタル放送の電波を再送信しているので、地上デジタル対応TV等を購入した場合、
すぐに高画質な画像やデータ放送が楽しめます。
我が家はハイビジョンテレビでは無いので、高画質ではないです・・・・
 
TH-MHD500 channel
 
設置設定を行うと、上記のように設定されます。
2005年12月現在では北日本放送とNHKでデジタル放送が行われています。
 
TH-MHD500 level
 
 CATVなのでアンテナレベルはほとんど変動しません。
このチューナーの設置してある部屋へは5C-2Vを15m使用しているので、もっとグレードの高い同軸ケーブルを使用すれば値は高くなりそうです。
 
TH-MHD500 FEMinformation
 
Panasonicのチューナーには、裏モード?(サービスマンコマンド?)と思われるような画面があります。
「便利機能」で「アンテナレベル」を選択し、画面にアンテナレベルを表示します。
その状態で、リモコンのカーソルの左「←」を5秒ほど押します。そうすると、上記の画面が出ます。
 
同期情報:地上デジタルの電波を受信すると、同期になります。
C/N値情報:放送電波とノイズとの比率。値が低いと、電波が強くても映像が映りません。
受信電力指標:受信電波の強さを表しています。
 
TH-MHD500 all channel level
 
 これも、裏モードです。
「便利機能」で「アンテナレベル」を選択し、画面にアンテナレベルを表示します。
その状態で、リモコンの「決定」を5秒ほど押します。そうすると、上記の画面が出ます。
それぞれのチャンネルの受信状態を比較することが出来ます。
 
※裏モードはメーカ非公式の操作です。設定値が変わったり操作が不能になり故障する可能性もあります。
 裏モードを利用する際は、各自の責任でお願いします。
 


 
5.SHARP製液晶TVで地デジを受信


色々と訳有って、我が家にも液晶テレビが来ました。
 
SHARP AQUOS LC-37GX10
 
 我が家に来たのは、SHARPのAQUOS LC-37GX10と言う機種です。
俗に言う「フルスペックハイビジョン」のテレビです。
確かに映し出される画像は相当綺麗です。
ただ、この綺麗な画像を生かした使い方はしていません・・・
普通にテレビを見ているだけです・・・
 
HD放送を5.1chサラウンドで観るとかすれば、このテレビの機能もフル活用できそうですが、
我が家の居間はそう言う作りになっていないですし、そう言う臨場感を求める人も居ません。
要は映ればよいのです。
 
旧山田村時代のパソコンと一緒。「宝の持ち腐れ」状態です。
 
LC-37GX10 degital
 
 また放送も、ノーマルサイズで放送されることも多く、また、
ハイビジョン放送でも、実質両端が使われていない事もあり、何だか残念です。
 
LC-37GX10 setting
 
 SHARP製テレビでも、裏モード?が有ります。
メニューを表示して、「本体設定」から「アンテナ設定」を選びます。
「信号テスト-地上D」を選択すると、各チャンネルの受信レベルを確認できます。
 
このときに、リモコンの「青」「緑」「終了」と押すと、次のような画面が出ます。
かなり難しい情報が表示されます。
詳細は各自で調べて勉強しましょう。
 
このモードを抜けるには、一旦メニュー画面から抜ける必要があります。
連続して、受信状態を確認しようとすると、メニュー画面の文字表示が消えて、選択不可能になります。
必ず、一旦メニューから抜ける必要があります。
(バグでしょうが、裏モードなので、アップデートは行われないでしょうね。)
 
1ch(KNB)の受信状態
LC-37GX10 setting 1ch
2ch(NHK-E)の受信状態
LC-37GX10 setting 2ch
3ch(NHK-G)の受信状態
LC-37GX10 setting 3ch
6ch(TUT)の受信状態
LC-37GX10 setting 6ch
8ch(BBT)の受信状態
LC-37GX10 setting 8ch
 
※裏モードはメーカ非公式の操作です。設定値が変わったり操作が不能になり故障する可能性もあります。
 裏モードを利用する際は、各自の責任でお願いします。
 


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