■各コデックの特徴
映像を保管/配布する際に用いられるコデックの一覧です。まれにキャプチャーにも用いられます。
コデック名 長所 短所 DivX ;-)
(別名 divx 3.11a)
- アメリカで主流。
- ビットレートが正しく反映される。
- 再生時にフィルタを自由に使える。
- 制限がない。
- Win, Mac, Linux, BeOSで利用可能。
- 開発者が尋常でないので、発展が速い(^-^);
- Micro$oft を敵に回しているので、Micro$oft が本気になれば再生できなくなってしまうかもしれない。
次期 OS XP あたりで消えるかも?- シークが2〜4秒かかる。
Open DivX
(DivX ;-) の後継者。別名 divx 4.0)
- 全てがフリー。WMV8に迫る画質。
- DivX ;-) と完全に異なり、独自開発なので制限がない。
- CPU Quality などの設定が非常に多い。
- DivX ;-) に見られるシーク時間がない。DivX ;-) のファイルを再生できる。
- 再生処理が4割ほど速くなった。
- pocket PC で再生できるようになった。ちょっとやり過ぎか?
- 今後もしかするとフォーマットが変更されるかもしれない。
- CPU のスピードが足りないと、シークした際に映像と音声がずれる。K6-III 450MHz でもだめでした。celeron 800MHz 程度は必要と考えられます。
- アメリカの映画会社が今後の動きに警戒している。
V1
- 制限がない。
- 画質がいまいち。
- フィルタを使用できない。
- ビットレートが正しく反映されない。
V2 - 3917
- 23.976fps、25fps においてフィルタを使用できる。
- 制限が特にかかっていない。
- 一度 Micro$oft が制限したことがあるので、今後どうなるかわからない。
- ビットレートが正しく反映されない。
V2 - 3688
- 上に同じ
- Coppermine コアを持つ Pentium では再生中にハングアップする可能性が高い。その他のプロセッサーでも不安定。WMP7 では大丈夫だそうだが・・・
V3 cracked!
- 全てにおいてフィルタが使用できる。
- 再生にはクラック版のコデックが必要。ただし、MediaPlayer7 ではなぜか再生可能。
ASF(asx)
- 制限が少なく、フィルタが使用できる。
- Microsoft が今後 ASF に移行しようとしているので、将来性があるかもしれない。
- シークが遅く、数秒かかってしまう。
MPEG-I
V:1150Kbps A:224Kbps
CBR
- どのプラットフォームでも再生可能。事実上の標準フォーマット。
- ビットレートが固定なので、ファイルサイズが予測でき、必要最低限の画質も得られる。
- VideoCDを作成できるため、画面が明るいTVで鑑賞できる。
- 再生が軽い。MMXPentium166 で再生できる。シーク時間がない。
- なんといっても、何も知らないド素人に渡しても再生可能というのがうれしい。
- bbMPEG, TMPGEncなど優れたエンコーダが無料で手に入る。
- やはりかなり古いフォーマットなので、圧縮率と画質がいまいち。
- 基本的に固定ビットレート。
MPEG-II
- ビットレートを最高約 10Mbps と高くできる。
- 可変ビットレートを使用できる。
- 当然ながら、国際規格なので制限がない。
- Super Video CD (SVCD) を作成できる。
- DVD を作成できる。DVD-R が普及すれば、標準フォーマットとなる可能性があります。
- 圧縮技術が MPEG-I の延長上にあるため、やはり圧縮率と画質がいまいち。
QuickTime
(mov, qt)
- Macintosh 上の標準フォーマットで、制限がない。
- 画質が悪い。
- 再生に専用のプレイヤーが必要。また、そのプレイヤーが使いにくい。(連続再生に適していない)
Real Media 7 or 8
(ra, ram)
- ストリーミングが容易に行える。
- 思ったよりも画質がいい。wavelet 変換を採用しているので、理論上はブロックノイズが出ない。(画像がだんだんとぼけてゆく)
- フリー版では、ビットレートを高くできない。
- エロ動画用 (-_-;)?
- プレイヤーが不安定すぎる!ちゃんとデバックしろ!>Real 社
- Real 社のHPが金儲け第一というのが見え見えなので、むかつく!
Windows Media Video 8
- 業界大手の Micro$oft が作っているので、将来性があるのではないかなぁ〜?
- 低ビットレートで高画質の動画を作ることができる。
ただし、750Kbps で DVD 並というのはハッタリ。
- 再生が重い。pentium4 必須。
- エンコードも激遅。pentium4 が絶対に必要。
- シークが遅く、数秒かかってしまう。100 パケット受信するまでは、再生できない。
- ファイルが avi ではないので、他のソフトとの連携が困難。
- 画質が 7 より 30% 向上したらしいが、思ったよりもきれいになっていない。2000Kbps 以上の高ビットレートだと、DivX ;-) と区別がつかない。
映像をキャプチャーする際に用いられるコデックです。
コデック名 長所 短所 PIC Video Motion JPEG Codec
- 圧縮スピードが高速。640x480 なら PentiumIII 600MHz あれば大丈夫。
- 色再現がやや優れている。
- バグなどが少なく、キャプチャー中にフリーズすることが少ない。
- 19$ と、有料ソフトウェア。
- サポートが海外なので、多少不安がある。
MORGAN MultiMedia Codec
(MotionJpeg)
- 一定期間ならフリーで使える。
- 圧縮スピードが遅い。PIC の2倍くらいはかかる。640x480 でのキャプチャーはかなり厳しい。
- デコードルーチンにバグがあり、色再現がおかしいことがある。
RAVI
- 参照AVI形式でキャプチャー可能。
- 有料ソフトウェアであること。
- 作者が、ソフトウェアをサポートしていないため、開発が打ち切られる可能性がある。
Giga Link AV Capture Codec
- 独自の参照AVI形式でキャプチャー可能。
- 色再現性に問題があるかもしれない。
Canopus Motion JPEG Codec
- 色再現に優れている。
- 展開スピードが速いらしい。
- DV ボードに付属する専用コデックであるため、他のボードでは利用できない。
- 他のDV形式をこのコデックを用いて再生するには、FourCC を書き換える必要がある。(非合法?)
huffyuv
- 可逆圧縮が可能で、画質の劣化がない。(ただし、YUV空間に変換するので、色情報の高周波成分は減少する)
- オープンソースソフトウェア。
- 720x480 で取り込んだ場合、圧縮後秒間 9MB/s となるため、かなりのマシンパワー/HDD空き容量が必要となる。
再圧縮なし
(無圧縮)
- 画質の劣化がまったくない。
他の形式では、色/明度の高周波成分が失われていることが多い。- フォーマットの互換性が高く、いろいろなアプリケーションがサポートしている。
- 720x480 でキャプチャーすると、秒間 30MB/s となる。かなりのマシン性能が要求される。