Mixer BX-4

ヤフオクでミニミキサーを買いました。4ch の小さなミキサーです。


定価 \12,000
メーカ仕様書をダウンロード(bx4.pdf, 65KB)

このまま使ってもよいのですが、完全にブラックボックスと化してしまっています。そのまま使うのは、理系人としては許せない行為です。ということで、特性を測定しました。


測定時の回路図:

測定方法は、ミキサーに正弦波を入力し、ゲインとその波形を観測します。BX-4はステレオミキサーです。今回は簡単のために、1chのLchのみを測定しました。


周波数特性の測定結果:

BOSS BX-4 1ch-Lch の周波数特性です。周波数帯域(-3[dB])はおよそ DC-60[KHz]ほどです。4,000円ほどで手に入れたミキサーにしては優秀な特性だと思います。

測定結果のダウンロード(Excel2002, OfficeXP形式, 4KB) (Vi=0.776[V]ですが、Voは最大値で正規化済み)


次に、正弦波を入力したときの観測波形を示します。

f = 100[Hz], ch1=input, ch2=output

output の位相がわずかに進んでいます。


f = 1[KHz], ch1=input, ch2=output

input/output は同位相です。可聴周波数の感度の良いところで位相が一致するように設計されているみたいです。


f = 10[KHz], ch1=input, ch2=output

output の位相がおよそ 14.4°遅れています。


次に、マイクからの信号入力を考え、微少な信号を入力した際の波形を観測しました。

ch1=input(mic level=10[mv], 1[KHz]), ch2=output
ミキサーの設定:ch volume 5/10, PAN=center, MASTER volume=10/10

入力信号にノイズが見られますが、これはオシロスコープのノイズによるものです。小さな信号にもかかわらず、かなりきれいに増幅されています。


次に、このミキサーでもっともゲインを大きくした際の波形を示します。

ch1=input(mic level=10[mv], 1[KHz]), ch2=output
ミキサーの設定:ch volume 10/10, PAN=center, MASTER volume=10/10

このミキサーの最大ゲインはinput=10[mv], output=2.62[V], Gmax=48.3[dB] です。